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会社設立のしかた・会社設立後の諸手続き
公証役場で定款認証を済ませましたら、つぎは資本金の払込みをします。
本来、資本金の払込日は、定款の認証日以後の日付でなければいけません。
しかし、実際は、定款認証日よりも前に資本金を払い込んだ場合であっても、問題なく登記できることが多いです。
ですが、法務局によっては、日付が前後すると資本金の払込みが認められないこともあるかもしれませんので、理由がなければ、本来どおり定款認証が終わった後に資本金の払込みをするようにしましょう。
資本金の払込み方法は、発起人が1人の場合は、発起人が自分の個人口座に資本金相当額を預け入れるだけです(振り込みでなくてよいです)。
発起人が複数いる場合は、うち1人を発起人の代表者にして、その代表者の個人口座にそれぞれの出資額を振り込みます。代表者は預け入れで構いませんが、代表者以外の発起人は代表者の個人口座に振り込みをして、振り込んだ発起人の名前が通帳に印字されるようにします。
資本金の払込みに使用する通帳は、新たに口座を開設しなくても、すでに持っている口座を使用して構いません。ただし、個人事業の屋号名義の通帳は、発起人の口座として認められない可能性がありますので、個人名義の口座を使う方がよいでしょう。
通帳の例①(発起人が1人、資本金100万円の場合)
普通預金 | |||||
年月日 | 記号 | お引出し金額(円) | お預入れ金額(円) | 残高(円) | |
1 | 28-8-1 | 現金 | 100,000 | 100,000 | |
2 | 28-8-10 | 現金 | 50,000 | 50,000 | |
3 | 28-8-20 | 現金 | 1,000,000 | 1,050,000 |
通帳の例②(発起人が3人、それぞれ100万円ずつ出資する場合)
普通預金 | |||||
年月日 | 記号 | お引出し金額(円) | お預入れ金額(円) | 残高(円) | |
1 | 28-8-1 | 現金 | 100,000 | 100,000 | |
2 | 28-8-10 | 現金 | 50,000 | 50,000 | |
3 | 28-8-20 | 現金 | 1,000,000 | 1,050,000 | |
4 | 28-8-20 | 振込 | ヤマダタロウ | 1,000,000 | 2,050,000 |
5 | 28-8-20 | 振込 | タナカハナコ | 1,000,000 | 3,050,000 |
資本金の払込みが終わりましたら、通帳の次のページをA4縦でコピーします。
さらに、資本金の払込証明書を作成します。下の払込証明書サンプルをご参照ください。
この払込証明書もA4縦で印刷し、上記の通帳コピー3枚を合わせて下記の順番に並べて、紙の左側2か所をホチキスで留めます。
そして、払込証明書に押印し、各ページの継ぎ目に契印します。この際使用する印鑑は、法人の実印になりますのでご注意ください。
発起人の個人口座に入金された資本金は、法人名義の口座を作成したら、その口座に振り替えます。ですので、発起人の個人的な支出のために資本金を使うことはできません。
ただし、法人名義の口座の作成前であっても、法人の事業のための支払いに資本金を使うことは問題ありません。
以上が資本金の払込み方法と払込証明書の作成方法ですが、それほど難しい作業ではないと思います。
あとは、払込証明書以外の登記書類を作成すれば、登記書類の準備は完了です。
個人の建設業者さまやこれから建設業を営まれるお客さまの会社設立を代行いたします。
会社設立後に建設業許可を取得する場合には、許可要件を満たす会社になるようアドバイスいたします。
早く会社を設立したい方、会社を設立すべきか悩まれている方は、まずご相談ください。
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