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弥生会計で建設業経理をしましょう
現金出納帳と預金出納帳の入力が終わりましたら、次は完成工事高、完成工事原価(材料仕入高、外注加工費)の入力に進みます。
完成工事高、材料仕入高、外注加工費の入力は、取引の発生時点、つまり工事が完了した時点や材料を仕入れた時点などにおいて行います(これを発生主義といいます)。
また、月に何度も取引がある場合には、請求の締日において完成工事高、材料仕入高、外注加工費を入力します。
取引の発生時点や請求の締日は、通常、請求書をみて判断することになりますので、完成工事高、材料仕入高、外注加工費を発生主義により入力する際は、請求書をもとに入力することになります。
なお、請求の時点ではまだ現金の入出金がありませんので、完成工事高の相手科目としては完成工事未収入金、材料仕入高や外注加工費の相手科目としては工事未払金を使用します。
発生主義により経理を行うことにより、月々の損益を正確に把握することができますので、完成工事高、材料仕入高、外注加工費は発生主義により入力するようにしましょう。
完成工事未収入金の補助元帳を入力するには、まずは完成工事未収入金の補助科目を設定する必要があります。補助科目の設定方法についてはこちらをご参照ください。
ナビゲータ画面を表示して、補助元帳アイコンをクリックします。
預金出納帳が開きますので、勘定科目は完成工事未収入金を選択し、補助科目は入力する得意先を選択します。
入力する補助科目(得意先)を選びましたら、請求書をもとに完成工事高を下記のように入力します。
なお、完成工事未収入金の入金については、預金出納帳を入力したものが完成工事未収入金の補助科目にも転記されますので、ここで改めて入力する必要はありません。
完成工事未収入金の補助科目の残高が、今現在のその得意先に対する未収金額と一致します。
上の画像でいうと、この得意先に対する9月末時点の未収金額は50万円ということになります。
工事未払金の補助元帳を入力するには、まずは工事未払金の補助科目を設定する必要があります。補助科目の設定方法についてはこちらをご参照ください。
ナビゲータ画面を表示して、補助元帳アイコンをクリックします。
預金出納帳が開きますので、勘定科目は工事未払金を選択し、補助科目は入力する仕入先または外注先を選択します。
入力する補助科目(仕入先または外注先)を選びましたら、請求書をもとに工事未払金を下記のように入力します。
なお、工事未払金の支払いについては、預金出納帳を入力したものが工事未払金の補助科目にも転記されますので、ここで改めて入力する必要はありません。
工事未払金の補助科目の残高が、今現在のその仕入先または外注先に対する未払金額と一致します。
上の画像でいうと、この外注先に対する9月末時点の未払金額は25万円ということになります。
小規模な会社の場合、完成工事高、材料仕入高、外注加工費の入力を入出金があった時点において入力することも少なくありません(これを現金主義といいます)。
しかし、取引の発生時点において完成工事高、材料仕入高、外注加工費を入力することで月々の正確な損益が把握できますので、発生主義による経理を徹底するようにしましょう。
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建設業の税務・会計は、他の業種と比較して複雑で分かりにくいものになっております。
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